ギャラリーの現場とは。

5回の京都ボイスギャラリー、松尾さんの講話を聞いて。 
 僕がこの講話を聞いてみようと思ったきっかけは、自分は作家としてもギャラリーへ作品を出すこともあれば鑑賞者としての立場で訪れることもある。勿論、作品を購入することもある。ギャラリーは、画廊や画商として生業をするオーナーもいれば、貸しギャラリーとして営むオーナーもいる。
  ただギャラリーとは何か専門的にを売りこむ企業でもなく、消費者向け企業でもない。公共性の高い美術館でもない。ギャラリーとはこの社会の中で何なのだろうと思ったのだ。祝日、日曜のオフィス街で少ない客層を待ちながらも運営するギャラリーもある。こういうギャラリーは誰のために開けているのだろう。大雑把にはそこを知りたかった。
   話を聞いていくうちに徐々にわかってきたことだが、ギャラリーとは単に作家の作品を販売する、貸しギャラリー料金で儲けるわけでもない。 アートと社会を繋ぐパイプとしての意味を持つ場所であることを 教えられた。
   作家はアート作品を作る、ギャラリーオーナーはギャラリーを作り上げる。それらを交流の場として設けることで、知らなかった人同士が混じり合い、コミュニティが生まれる。そこにはあまり年齢は関係ない。作品を通して考えあえるアゴラが生まれる。それがこれからのギャラリーの理想ではないか。
   ギャラリーすらも一つの作品であることを考えるべきだろう。ギャラリーとアート作家と社会の関係性、
自分にとっては良い勉強になった。
 

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