ポートフォリオのテーマ

 大学の課題でポートトフォリオ再提出を受けてしまった訳ではありますが・・。
東京のとある同大学へ通う方が直接採点の先生とお会いする機会があったので何故なのかを聞いてみたところ
 
「 彼ははっきりいうと《器用貧乏》なのかもしれない。技術は大いにあるので様々なに撮れる。でも、今回の評価は『では、あなたはどんな風なテーマを撮りたいのか、彼の想いが少し見えにくかった。現在、ポートフォリオ第1課題は大変厳しく審査しています。第2課題で落とす前に第1課題で落とすようにしてる。彼は上手いからこそ、再構築していただき、更に完成度の高い作品を出して欲しかったのです。」
 とかなり意訳したものの、この様な内容だったらしい。つまり自分のポートフォリオには自らの拘りの想いが少なすぎた、「なぜこの課題を選択したのか」「あなたは何を感じてこのポートトフォリオを作成したのか」が足らなかったということかも知れない。

 そもそも、今回のポートフォリオは壊れたグラスと電球を用いて制作したものだが、制作コメントとしては記載していたものの、自分がなぜそのモチーフを選択したのかを詳細には記述していなかった様な気がする。卒業制作も睨み、それらを考えて次は提出しなければならないのだが・・。壊れたグラスを選択した理由は、形あるものが壊れてもバラバラにならない限りは何かしらの用途を持っている気がしてならない。そう思うと急に割れたグラスを別の見方をすることで何かしらの本来の用途とは異なる使い道ができないか、その形状からグラスとは異なる別のモノへと変化しないかと考え、それを覗いてみたいという好奇心から撮影した。と、確かにそれだけでは浅い。
 ここから発展するにはもう少し深みのある考えの内容でなければらならないと思う。

 今の所、考えているテーマとしては「モノ」「死」「街」「時間」だ。時間の経過、我々のすぐ背にある「死」「時間」「モノ」「街」。なぜそれらを選ぶのか。簡単なことだ自らが体験した人の死についてよく知っているのは自分だからだ。写真は唯一時間を止めることのできる道具だからだ。想う人へ、未来の人へのメッセージとして。

今度の動画もモノクロで行こう。過去に色はない、全てがモノクロームの世界。




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